こんにちは!しろねこです。今回は株の取引を始めたい人に向けて、最低限知っておいてほしいことをお伝えします。
あなたにとって、株ってなんでしょうか。
特別な人だけが買うことができるのでしょうか。
私は最初に買った1万円くらいの株が、数百円の利益を生んだだけでも嬉しかったことを今でも覚えています。
株とは企業が発行しているものですが、ここでは、企業と株の関係などの小難しい話はしません。正直な話、私は経済に精通しているわけではないので、人に説明できるほど知らないからです。
ただ、稼いでやろうという個人が、気になるであろうことだけを、個人的な立場から書いてあるので、株式の基礎を正しく最初から勉強したい方は、検索サイトから専門サイトを探してみてください。
株式売買の特徴
株式売買の特徴として、
メリット
- FXよりは値動きが安定しており、リスクは比較的小さい
- 用意した資金以上の損失が出ることはない
- どこでもできる(家、カフェ、会社、トイレ、外国など)
- 誰でもできる(サラリーマン、主婦、フリーターなど)
デメリット
- 値動きが小さいため、資金が少ない人は大きい利益を上げにくい
- お小遣い稼ぎのポイントサイトなどと比べると、やはりリスクがある
ということがあります(信用取引を除く)。
リスクという面から見ると、最悪の想定として、資金がゼロになってしまうことはあっても、それ以上のマイナスは発生しません。借金を負うことはありません。
しかし、利益面から見ると、なかなか大きく稼ぐことは難しいと思います。
株価が2倍になれば、それなりに利益を得ることができますが、普通は日々、数パーセント単位、もしくは小数点以下でしか上下しません。元々の資金力がある人でないと、どうしても額面は小さくなります。
株取引をする場所ですが、インターネットが使えれば、どこでもできます。私のような仕事以外ひきこもり生活をしている人でも、カフェや図書館でオシャレに決めることも可能です。スマホ、パソコン、タブレットのうち、どれかがあればできます。
ただ、後述していますが、株式市場が開いている時間帯は、一般的なサラリーマンが拘束されている時間帯とかぶるので、その点は厳しいかもしれません。
株式に関するキーワード
株とか、「日経平均株価」というキーワードは、平日のニュースを見ていると、昼と晩に必ずと言っていいほど目にすると思います。このとき、銀行の株価の電光掲示板を眺めている人が映りますよね。
株式市場(株を売買する空間)が開いている時間は、朝9時から11時半までと12時半から15時までの2部に分かれています。お店の営業時間のようなものです。
ですので、お昼のニュースでの日経平均株価は午前中の結果「午前の終値(おわりね)」、夕方や夜のニュースでは午後の結果「午後の終値」というワードがくっついてくるわけです。
日経平均株価とは、すべての株価の平均というわけではありません。
様々な分野のいくつかの銘柄(有名銀行や有名食品会社など)を対象に、株価の一つの目安(指標)として存在しているものです。
だいたい、日経平均株価が下がれば、保有している株式の価値が下がり、株主(株の保有者)は肩をおとします。
逆に、日経平均株価が上がれば、保有している株式の価値が上がり、株主は喜びます。
しかし、日経平均株価は目安ですので、自分がどの分野の株を保有しているかによって、日経平均株価とは全く違う動きをすることもあるので、気をつけてください。
日経平均株価は全体の平均というイメージですので、どこかの企業が食中毒やらリコールを出して株価が大幅に下がっても、ほとんど影響を受けません。
ただし、日本経済全体に関すること(先日もアメリカのトランプ氏が次期大統領に決まった際には大きく上下しましたが)には、敏感に反応します。円安や円高の影響を受けることも多いです。
株主だけでなく、日本人にとって重要な経済指標なので、テレビニュースで毎日発信するんですね。
株でどうやって利益を得るのか
株での利益の出し方の基本は、安く買って、高く売る、です。
古いかもしれませんが、株をしている人のイメージって、大金持ちで頭が良くて、選ばれた人みたいな感じがしていませんか。
株は、誰でも買うことができます。ただし、買うためのお金は必要です。あと、冷静さも必要です。
気になる企業の30万円の株が欲しいと思ったら、まず、そのお金を用意しなければいけません。
株式売買の一通りの流れを説明していくと、
- 欲しい株の価格を知る。
- 適切なタイミングで買う。
- 株価の動きを待つ。
- 適切なタイミングで売る。
1.の価格を知るのは大切です。自分の資金に見合った株を探しましょう。
2.と4.の適切なタイミングの売買ですが、これは自分のルールとして、株を買う前に決めておく必要があります。これが一番の難問です。しかし、その企業が好きで、株主優待を目的としている場合は除きます。
3.はとてもじれったい期間です。この期間に株価が下がれば、「評価損」が発生し、株価が上がれば、「評価益」が発生します。
この評価損と評価益(合わせて「評価損益」)はあくまで、仮の損益になります。
株の取引というものは、買った後、売ってしまうまでは、本当の意味での損益が発生しません。
ですので、30万円の株が20万円まで下がってしまっても(評価損益:−10万円)、それはまだ、10万円の損失が出たとは言えないのです。
逆も然りで、30万円の株が40万円まで上がったとしても(評価損益:+10万円)、それはまだ、10万円儲けたとは言えません。
売ってしまってそこで初めて、「実現損益」として損失や利益が発生(確定)します。
運用するためのルール
株を買う前に、必ず自分のルールを決めておく必要があります。
なぜ、その銘柄を買うのか。
株主優待目当てなのか、利回りがいいから買うのか、今後業績が良くなりそうだから買うのか。
タイミングは、株価がいくらになったら買うのか。
私は最初の頃、価格が下がっている銘柄をたまたま見つけ、何の根拠もなく、「きっとここが底だ!」と思い、買った結果、そこから8割ほど価格が下がったこともありました。下がり続けている銘柄は、初心者には向きません。
買った株を、どのタイミングで売るのか。
株価が8%上がったら売ろう(利食い)。株価が3%下がったら売ろう(損切り)。
株主優待や利回り目当てなら、長期保有になると思います。
私は最初、ここから入りました。好きな企業や、よく利用する企業の銘柄を選びました。全く知らない企業や、名前だけ知っている企業に投資する勇気がありませんでした。
長期保有するなら、株価が半分になっても持ち続けるのか、10%下がったら売るのか。何が起きても持ち続けるのか。
ちなみに、価格が下がってしまい、見切りをつけて損失を確定させることを「損切り(ロスカット)」といいます。これは、かなり大事なキーワードですので覚えておいてください。逆の意味として「利食い」という言葉もあります。これは利益を確定させるという意味です。
絶対やってはいけないこと
やってはいけないことは、最初に決めたルールを守らないことです。
「4%下がったら損切りしよう。」
そう決めたのに、「2%下がってきたから、やっぱり5%に設定しよう。」
というふうに損切りのラインを遠ざけることはやってはいけません。
しかし逆に、これは下がり続けそうだから、3%で早めに損切りしておこう。というのはいいと思います。
利益確定の際も、勢いがあればもっと利益が出るポイントへ移動させてもいいと思います。
なぜ、損切りのラインを遠ざけてはいけないのかというと、株やFXという金融関係で失敗して退場せざるを得なくなる人というのは、センスやノウハウ以上に、損切りがうまくできない人が圧倒的に多いからです。
損切りというのは、実際にやってみないとわからないと思いますが、精神的にきついのです。負けを認めることになるのですから当然です。
しかし、一つのビジネスとして捉えて、儲けるための費用が発生したと思うことができるようになれば、損失を受け入れられると思います。
始める前から損失の話なんかしやがって、と思っている人もいるかもしれませんが、株やFXをやる以上、損切りは絶対に避けては通れないと思いますので、前段階のここで説明しました。私自身も損切りができず、何度も痛い目を見てきたので、これから始める人は、必ず心に留めておくようにお願いします。
しろねこ
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