こんにちは!しろねこです。今回は配当金と株主優待がどのように手元に届くかについて、お話ししたいと思います。
年末になり、だいぶ寒くなってきましたね。この季節は、配当金や株主優待が届く時期の一つになっています。
銘柄によって違いますが、配当金や株主優待は、年1回もしくは2回受け取ることができます。
2回の場合、中間配当と期末配当と言います。
今年の冬も、このサンタさんからのプレゼントが、私の手元に届いたので、まだ受け取ったことがない方や、受け取り方を知りたい方に向けて、実例を交えてご紹介したいと思います。
配当金の受け取り方
どうやって受け取る?
まず、配当金の受け取り方ですが、証券口座を開設するときに設定した口座に自動的に入金されます。
基本的に、利用している証券口座を、受け取りの口座として推奨されていると思います。
他には、郵便局や銀行口座を指定しておくこともできます。配当金を別で避けておきたい場合は有効だと思いますが、NISAを最大限利用する場合は選ばない方がいいようです。その理由は、後ほど次の項で説明します。
やはり一番簡単なのは、証券口座での受け取りでしょう。証券口座に配当金が入金されると、精算履歴などですぐに確認することができます。
▼以下の画像は、王将とソニーの配当金の入金履歴です。
右の方の受取金額のところを見ていただくと、
王将フードサービス:¥4,782
ソニー:¥1,000
となっています。
王将の方は、ちょっと中途半端な金額になってますよね。
実は、こちら(王将)だけ税金として、20%ほど引かれた金額になっているのです。
配当金にも税金?
結論から言うと、配当金は課税対象です。課税とかって言われると、もう面倒な感じですよね。実際は、特に何もすることはありません。
▼以下の画像をご覧ください。これは、自宅に届く配当金計算書になります。
配当金計算書と漢字で書かれると難しそうですが、要約すると、
「あなたは、うちの株を100株持っていて、今回は1株あたり10円の配当だから、1000円あげますね。」by ソニー
というお知らせです。
ここでさっきの話に戻ります。
配当金計算書と入金履歴を見比べてみます。先ほどの入金履歴では
王将フードサービス:¥4,782
ソニー:¥1,000
となっていましたよね。
王将からの配当金計算書では、¥6,000の配当でしたが、配当金は課税の対象となるので、実際の受取額が少し少なくなっています。
ではなぜ、王将だけ税金が取られて、ソニーは取られてないのかというと、私がソニーの株を「NISA」を利用して運用しているからです。
もう一度、配当金の入金履歴をご覧ください。
私は現在、ソニーの株についてはNISAで運用しています。NISAを利用することによって、非課税での投資ができるので、配当金なんかは特にお得に受け取れるようになります。NISAを使うかどうかは株を買うときに選ぶことができます。
私はたまたま、NISAを利用し始めてからソニーの株を買ったので上記のようになっていますが、王将を売ってNISAで買い直せば、王将の配当金も非課税でもらうことができます。そちらの方がお得ですよね。
数年前からNISA、ニーサとよく聞くようにはなりましたが、NISAの特徴がわかりやすい例でしたので、今回ご紹介しました。株とかにかかる税金は結構大きいので、できればNISAを使いたいですね。
NISAを利用して株取引を始めるのなら、今のオススメはGMOクリック証券です。手数料が安く、アプリも充実しています。ぜひ使ってみてください。
私は楽天証券で始めて、すでに手広くやりすぎているので移管をためらっていますが、手数料はチリもつもれば、なのでお得な会社を選びたいです。
興味がある方はWEBサイトだけでもご覧になってみてください。難しいことを書いているように見えますが、口座開設、入金、株を買う、それだけです。欲しい株が見つからないときは、貯金口座としても使えます。へそくりも可ですよ。
株主優待の受け取り方
株主優待の受け取り方といっても、特になく、株主優待は自宅に届きます。
それだけです。取りに行かないとくれないものではなく、商品券やオーナーズカード、自社製品(お菓子やレトルト)など、だいたいのものは自宅に届けてくれます。そもそもお金を出してあげている株主の方がえらいので、どーんと構えていましょう。
株主優待サービスがある企業の株を、決められた時点で保有していれば、自動的に株主優待サービスを受けられます。
この決められた日というのが、またややこしいのですが、株主優待や配当をもらう権利が決まる日(権利確定日)というのがあります。
株主優待というのは、株を1年間持っていればもらえるわけではなく、その権利確定日に持ってさえいればもらえます。ですので、その権利確定日までに買って保有し、権利確定日の後にすぐ売ってしまっても、数ヶ月後には株主優待をもらうことができます。
逆にいうと、直近の権利確定日が終わってすぐに株を買ったとしても、次の権利確定日までは、株主優待はお預けということになります。
私は最初、権利確定日を知らずに、株を買ってから、ずっと長いこと待ちました。タイミングが悪かったですね。
お得なオススメ銘柄
最後に、配当金や株主優待に特化しているオススメ銘柄を少しご紹介します。
紹介しているもの以外もたくさんあるので、自分が好きな企業が何か優待サービスやってないかも調べてみてください。
配当金がすごい
私が保有している王将フードサービス(9936)は配当金がいい方です。株を取得するために必要な金額は2016年12月時点で¥400,000ほどです。
そして、年間¥12,000(税引前)を受け取ることができます。利回りは2〜3%ほどです。
こちらは株主優待(お食事券や割引カード)もあるので、王将をよく利用する人はダブルでお得です、
次に、もっとすごい銘柄として、リコー(7752)があります。こちらは私はまだ持っていませんが、余裕ができれば保有しておきたい銘柄です。
こちらは、株を取得するために必要な金額は2016年12月時点で¥100,000ほどです。お手頃なのではないでしょうか。
そして、配当金は年間¥4,500(税引前)です。利回りは5%近くなりますね。
株主優待がたまらない
株主優待が人気な代表格として、マクドナルド(2702)があります。
▼以下の記事でもご紹介しています。
マクドナルドのポテト、好きですか。口に入りきらないバーガーは、どうでしょう。もし好きなら、この株はかなりオイシイです。
マクドナルドの株主優待は、現状では年に2回、株数に応じて店舗で使える商品引換券がもらえます。実際に店舗で、値段が高い商品と交換することを想定すると、年間¥12,000くらいの価値があります。プラス配当金もありますので、マクドナルド好きには悪くない条件です。
他には、イオン(8267)では、オーナーズカードをもらえて、イオン内のラウンジを利用できる権利や買い物をするときに利用すると、まとめてキャッシュバックされる特典などがあります。大きい金額ではないですが、賢く買い物ができるのではないでしょうか。ちょっとした優越感に浸ることもできます。
株主優待は、物によっては、金券ショップで売ることもできるので、近くに利用できる店舗がなかったり、使わない場合でも、有効に活用することができますね。転売を禁止しているものもあるので注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
配当金とか株主優待って楽しいのです。
株取引をする中で、ホッと一息つける瞬間でもあります。小さな幸せですね。
株さえ買ってしまえば、配当金も株主優待も自動的に受け取ることができます。
もし、余裕資金の中で、買ってみたい株がありましたら、証券口座を開設して、その世界に飛び込んでみてください。
▼有名な証券会社を使っていれば、急に口座からお金が消えた、なんてこともありませんので、安心してご利用ください。
しろねこ
最新記事 by しろねこ (全て見る)
- デモトレードでの練習と検証を再開|本番と同様にDMM FXで - 2017年10月15日
- もう夏が終わる、こりゃいかん!|自分ルール作ってみよう - 2017年9月3日
- 【FXトレード検証】2017年2月2日 -34.2pips - 2017年2月12日
コメント
[…] 自由で孤独な脱サラへの道 「配当金」や「株主優待」の受け取り方法http://xn--n9jgm3b5vwk083x6lwblje3n0b8wbd71f.jp/stock/stock-how-to-start/haito-yutai-uketoriこんにちは!しろねこです。今回は配 […]